2006.09.07 | リリカルな一日

2006.09.07

今日は学会に行ってきた。もちろん発表付き。
場所は横浜(というと語弊があり、正確に言うと横浜のはずれ)。もちろん日帰り。面白くない。交通費も自腹だ。さらに面白くない。

最寄り駅から渋谷へ行き、普段めったに使わない東急に乗って、見知らぬ駅で乗り換えて見知らぬ駅で降り、見知らぬスーツ姿の人の列についていったら何とか無事到着。

無事に到着したからそれはそれで良かったが、もしもそのスーツの人の列が学会に行く人ではなく、葬儀かなんかで別のところへ向かう人だったら、それはそれで笑い話になったかもしれない。着いたところがお寺かなんかで、ポカーンとした顔になっているボク。そして見知らぬ仏さんに焼香し、発表の時間に間に合わない、という「笑いの神様」は幸せにも降ってこなかった。やれやれ。

それにしても、駅から会場までが遠いことにはさすがに閉口した。30分くらい歩くのだ。最初は駅前通りであろう大通りを歩くのだが、段々道が細くなり、しまいには路地に入っていく。極めつけは坂道。
一歩一歩、歩くたびに不安が脳裏をよぎるのだ。こんなところに会場があるわけがない、と。しまいには何かのドッキリとかじゃないのか、と思ってしまうほどの距離と田舎っぷりだった。
しかもこっちはスーツだ。着いた頃には川に落ちた人みたいに、汗でずぶ濡れになっていました。

ちなみに発表の感想とかはノーコメントだ。というか、気疲れして帰りの総武線で寝過ごした焦りで発表の記憶が少し欠けている。とりあえず同席していた先生からは「やっぱりウチはいい研究をしてるよね」というフォローなのか冗談なのか、それとも本気なのか、よく分からないコメントをいただき帰ってまいりました。


ひとまず落ち着いたので、自分へのご褒美として発泡酒を飲んだ。が、何だか飲み足りない。
今からビール買いに行こう。あとツマミも。